広島北ロータリークラブ
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活動報告

2024.01.25 第2558回例会 《職場訪問例会》
第2558回例会 《職場訪問例会》
2024年01月25日(木) 12:30
《職場訪問例会 訪問先:広島駅南口駅ビル工事見学》

ロータリーソング 『RーOーTーAーRーY』
黙とう
広島RCの田中保昭会員(大和重工株式会社 代表取締役会長)が、1月20 日にご逝去されました。 享年78歳。

1987年7月21日 広島RC入会
1999-00年度 幹事
2008-09年度 副会長
2012-13年度 会長

謹んでご冥福をお祈りいたします。
来客紹介   親睦委員会
西日本旅客鉄道(株) 広島駅ビル工事所
所長 伊豫田 裕 様
会長時間  会長 山内 盛利 会員
皆さん、こんにちは。
今日は広島駅ビル工事現場の職場訪問例会です。本企画でお世話になります西日本旅客鉄道株式会社広島駅ビル工事所長 伊豫田様、本日は大変お世話になります。後ほどの現場訪問、どうぞ宜しくお願い致します。
1月は職業奉仕月間で、今日は職場訪問例会。それを踏まえて今日はロータリーの五大奉仕の一つ、職業奉仕について話をします。
先週の会長時間で、とても大事なクラブ定款を是非読んで下さいとお願いをしました。そのクラブ定款の中で職業奉仕については、「奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つものである。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うこと、そして自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てるために、クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。」と記載されています。
要約すると、「職業人たるロータリアンが自身を律しながら、倫理と高潔さをもって自らの仕事にあたり、奉仕の精神を持って、職業の知識やスキルを社会の為に役立てること」と言えるでしょう。
もっと簡単に言うと「職業人たるロータリアンが、職業上の知識やスキルを活用して社会のお役に立つ事を目指す」ことであり、これが所謂「職業奉仕の理念」と言えるでしょう。
この「職業奉仕の理念」は、ロータリー誕生の歴史からも学ぶことが出来ます。
1905年、シカゴで誕生したロータリークラブは、当初、親睦と助け合いから始まりました。仲の良い、信頼できる職業人たる仲間同士でお互い助け合おうというものです。
そしてロータリークラブの目的として
1.本クラブ会員の事業の利益の増大。
2.通常社交クラブに付随する親睦及びその他の特に必要と思惟する事項の推進。
という二つの項目を定めました。「クラブ奉仕」の考えに近い、クラブ内での互恵関係を目指しています。
しかし程なくして、仲間同士による内向きのクラブ奉仕だけでは自分達だけのエゴイズムで他の人達を蔑ろにしている、と疑問を呈する声が上がり、直ぐに修正の動きが取られました。
そして新たに三つ目の項目として
3.シカゴの最大の利益の推進、及び市民の誇りと忠誠とを市民の間に広めること
という、地域社会への貢献並びに地域への誇りと忠誠心を目指す項目が追加されたのです。
この三つ目の項目こそが社会への貢献、公共への奉仕を謳うものであり、その後のロータリーの方向性を決めるものになった訳です。
この社会貢献や公共奉仕は、一般的に「社会奉仕」という言葉で表現することが多いと思います。そこで問題になるのが、社会奉仕と職業奉仕の違いは何かということになります。でも、何も難しく考える必要はありません。
定款のところで述べた様に、ロータリアンは職業人であるという大前提があります。職業人たるロータリアンが、自らの職業を通して、世の為人の為に尽くす、という事が重要な鍵なのです。職業を基礎としないで活動するNPO等の他の奉仕団体や慈善団体との違いがここにあると考えれば分かり易いでしょう。
少し切り口を変えて話をします。
ロータリーはアメリカが発祥地ですが、その奉仕の理念は、日本古来の商いの考え方に相通ずるものがあり、それ故にロータリーが、日本社会にスムーズに溶け込んだそうです。その考え方の代表的な例は、売り手よし、買い手よし、世間よしという「近江商人の三方よし」の話です。商売に於いて、売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそ良い商売と言える、という考え方です。この話も、職業を通して世の中に貢献するという点で、職業奉仕を理解する上で参考になるのではないでしょうか。

ロータリーの奉仕を語るにあたり大事な事をもう一つ。ロータリーでは奉仕の理念を唱えるだけで終わってはいけない、「行動こそ真実」だという事です。
私達は、毎月第1例会で唱和する「四つのテスト」や、ロータリー用語としての「超我の奉仕」とか、また行動の物差したる「ロータリアンの行動規範」等に接しています。これらは私達が職場や日常生活のあらゆる場面で、倫理的行動を実践する為の指針となっているものです。この事からも、ロータリーでは行動が伴ってこそだと言う事が分かると思います。
また、職業人たるロータリアンは、「ロータリーの目的」の中で
*職業上の高い倫理基準
*役立つ仕事は全て価値あるものという認識
*社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
等を育む事が強く求められていると、幾度となくお話しています。
私達ロータリアンは、選ばれし職業人としての誇りと自覚を持ち、高い倫理基準を持って仕事に取り組み、社会活動や日常生活を送る中で、世の為人の為に自らの時間を費やして、行動する事こそが職業人としての奉仕、即ち職業奉仕と言えるのではないでしょうか。

話の締めくくりとして、職業奉仕の具体的実践例を3つほど紹介します。
1.例会で会員が職業について話し、互いの職業について学び合う
2.クラブで行う奉仕プロジェクトで自分の職業スキルを生かす
3.高潔さを重んじて仕事に取り組み、高い倫理基準に基づいた言動や思いやりを通じて社員や仕事関係者、顧客等全ての人々に模範を示し、社会により良い影響をもたらす。

皆さんの参考になれば幸いです。
以上で会長時間を終わります。有り難うございました。
幹事報告  幹事 下川 信宏 会員
《BOX配布物》
2月例会予定表
委員会報告
クラブ総務委員会
 会員総数 102名
 出席者数 78名、欠席者数 24名
 来賓 1名
 例会出席者数 79名
 前回(1/18)例会のホーム例会出席率 77.45%

創立55周年記念事業委員会 樽本委員長
2/8にピースプロムナードに寄贈した樹木への追肥作業を行いますので、是非、ご参加ください。

会報・広報委員会 高井委員長
ひろしま川祭り” RiverDo ! 2023 ”アンケート結果報告
職場訪問  訪問先:広島駅南口駅ビル工事現場
職場訪問例会としており、移動前に広島駅ビル工事所の伊豫田所長様に工事の進捗状況などのお話を伺い、工事現場に移動しました。
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